主人公が正義のためという大義名分のため、徐々に歯止めを失っていく話。
思い出したのは「アメリカン・ハッスル」の検事が悪人を逮捕するためにタガが外れていく様子。
でも見終わってみて、どうも軽いなという印象が残った。ピエール瀧に引き摺られて染められるのが、まさに急転直下だっただけに、
一瞬でも立ち止まって振り返る余裕があればもっと深みが出たんだろうか?
お笑い芸人のキャスティングも、演出のせいか普段の印象を払拭出来ず乗りきれなかった。
唯一"普通の感覚"を持った次長のキャラがあたふたする様子が、かなり笑えた。