ポケ文太郎

クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

3.6
オハイオ州クリーブランドで起きた拉致監禁事件
2013年に発覚した実際に起きた事件です!

日本でも度々報じられる若い女性の監禁事件
女性から人間性を取り除いてを傍に置いていきたい男の気持ちが全くわからない💢



本作は2015年に製作されたテレビ映画
なので描写等に制限があるとは思いますが、それでも十分胸糞です

鬼畜である犯人は3人の女性を監禁
一番最初の被害者(本作の主人公)は11年も閉じ込められてました
しかも未成年と勘違いして拐ってきた!
その間何度か妊娠してしまったのですが犯人から暴行を受けて強制的に流産
本作でもその描写はありますが、実際は5回!5回も流産させられたそうです

この犯人、スクールバス運転手で地域の人々とそこそこ交流もあり仲間とバンドなんかやっていたりして、決して内向的な人格ではないです
嫌らしいのが自分が拐った少女の捜索隊に入っていた事
その裏でせせら笑う姿が気持ち悪い👎

また犯罪が起きたのが低所得者が多く住むエリアでその多くがヒスパニック系
警察の捜査の仕方自体も問題になったそうです

被害者達の勇気で事件は発覚し全員無事保護されたのですが…
この手の犯罪、犯人が捕まって解決!とはならないですよ
当然ながら心の傷は大きく、奪われた時間は取り戻せない
この映画の主人公である女性は実子まで失ってしまった

2013年8月1日に仮釈放なしの終身刑を言い渡された犯人、翌月9月3日に独房であっさり自殺

最後の最後まで卑怯者!!!
ポケ文太郎

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