ぎー

ONE PIECE FILM GOLDのぎーのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)
3.5
【ワンピース特集4作品目】
「騙されたのは、どっちかしら?」
・正直、公開時に見て滅茶苦茶つまらなかった記憶あったけど、改めて見たら普通に楽しい映画だった。
・直前の2作が、伝説の海賊とか伝説の海兵を軸にしていて、本編の匂いが結構する世界観だったのに対して、キャラクターこそ本編のままだったけど、完全に別のイベントみたいな世界観だった。
・満島ひかりが声をやったカリーナが重要キャラだった事もあるけど、かなり満島ひかりだった。
・ルフィとかゾロはもう億クラスの超大物なのに、ちょっとこの程度の敵に手こずり過ぎかなって思った。
・そもそも今回は珍しくルフィ達が悪いところもある。そりゃあカジノで負けたんなら、お金は払わなきゃいけないよね。ルフィ達はいつもアホだから良いけど、あのお金に厳しいナミもすっかり乗っちゃってたのは意外だった。
・いよいよ一味も多くなってきて、劇場版で全員をそれなりに活躍させようとすると、バトルシーンの間延び感が凄い。誰かに集中的にフォーカスしないと厳しいんじゃないかな。
・サボとコアラが豪華な助っ人として登場したけど、ほとんど存在感なかった。
・デゾーロの能力良いなー。黄金船の世界観も良い感じ。ずーっと映画が黄金で、夢見てるみたいな気分になった。
・カリーナが大活躍。カリーナ大活躍し過ぎで、麦わら一味の存在感薄すぎたくらい。
・タナカさんとダイスは正直どうでも良かったけど、バカラのラキラキの実はすごい使い勝手良さそうな能力。
・カメ車レース、悔しいけど面白かった。
・レイズマックスは何だったんだ。何とも言えないキャラだった。
・カメとかフクロウとか、世界観を作る一つ一つの要素の工夫がすごいのは流石。

・それにしても、よくデゾーロから持ちかけられたスペシャルギャンブルすぐに承諾したな。負けたらどうなるか聞いときなよ。
・デゾーロマネー奪取作戦はオーシャンズみたいでワクワクした。
・ルフィはマジで適任じゃないと思ってて、捕まっちゃってヤッパリって思ったけど、デゾーロだけじゃなくって俺らも騙されてたってこと。凄くよく出来てた。

⭐︎1番印象に残ってるシーンは、ナミがタネを明かす場面。ルフィ達全滅じゃんって、俺も思っちゃった。騙された。凄い!

・カリーナが金を持って逃げちゃう終わり方もこの映画っぽくって良かった。
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