全く期待していなかった。小説版を先に読んでいたが、つまらなかったしコメディ映画を観るつもりでネタとして友達と映画館へ。
そんな期待値で観たからか、思ったより面白かったしホラー要素もあった。
終盤までは意外や意外Jホラーの王道を進み、VSを観に来た人は退屈だと思う。
怖くないだろうと思ってホラー苦手な人が観たら、ちょっと怖いかもしれない。
肝心のVSは、シーン少ないながらもそれぞれの特徴を見せつつ、迫力もあり、格闘技やってるみたいな陳腐な演出にならなかった点が何より良かった。
見た目でいうと、映画『貞子3D』だと貞子がなんか怖くなかったが、この映画の貞子は手の長さや髪の加減が昔に近くなってて不気味さが戻った。
伽椰子は貞子と対照的に顔がよりハッキリわかるようになっていて、動きも幽霊的じゃない点が強調されている。
さらに俊雄くんもパワーアップしていた。
正直、呪怨ファイナルや貞子3Dより面白くて笑えた部分もあったし、ホラーにもなってたと思う。
