貞子と伽倻子というジャパニーズホラー界の2大スターを、両方とも大切にしたかったのはすごく解ります。
変に茶化したりせず、真面目路線で作っている姿勢にも、好感を持ちました。
だけど、観客は登場人物側に立って観るし、感情移入もしますので…人間を大切に描いてなさ過ぎじゃないかな、とも思いました。
おそらく、貞子や伽倻子は、いわゆる圧倒的な天災の象徴でしょう?ゴジラも同じですね?
だったら、勝てないまでも最大限の工夫と努力で、抗う姿勢を示して欲しかった。
今のままだと、あまりにも人間が無力だ…。
と、まぁ、分かった風なことを色々と書いてしまったけど、ギャーギャー大騒ぎしながら観られるから、仲間と一緒に観賞したら盛り上がること間違いなし!
オチは、まんまAVPだし、深みはないけど…ある種の需要には、ちゃんと応えている。そんな映画でした!