マテ

君の名は。のマテのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

人気作すぎてむしろ避けていたのだが、新海監督がタイでBrightくんを見つけてくれたことへの感謝を込めて視聴。散々難しいと言われているほど時系列が複雑なお話ではなかった。というか、普通に分かりやすく整理されているし、何なら分かりやすすぎるくらいだと思う。難しい要素はない。
ヒットの一因は「MVのような軽やかさ」かな? アニメを見慣れない層でも、映画に集中できない層でも軽く観れて、おまけに知っている都会の景色を見つけられたことが、序盤で視聴者を物語に惹きつける力の強さになったのかなと。お話が大きく展開するのは中盤からだから。
胸を覗き込むアングルやパンツのチラ見えは「うっわ、性癖を感じる…」という感じでそれなりに引いたが、中盤からのお話自体は面白いし魅せ方もよかった。司くん推せる。就活シーンや「ようやく見つけた運命の相手」的なラストには劣等感を刺激されて死にたくなった。お幸せに…。
ちなみに個人的にはいいシーンでの歌はいらんとか思ってしまった。色々な余韻をことごとく歌詞がぶっ壊していくのだもの。勝手にしんどさに悶えているので私のことは放っておいてください!!歌詞が解釈違いです!!これがいわゆる「公式が解釈違い」っていうアレですか?!
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