ちょび吉

君の名は。のちょび吉のレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
3.8
「秒速5センチメトール」という作品が凄く好きだった
最期は踏み切りだったかな?すれ違ってしまうんだけど・・・

〜大まかなあらすじ〜

山奥にある糸守町で暮らす女子高生・三葉(声・上白石萌音)と、東京で暮らす男子高校生・瀧(神木隆之介)は、1000年ぶりという彗星の接近が1ヶ月後に迫ったある朝、お互いが入れ替わる夢を見る。

妙に現実的な夢の中で、三葉は憧れの東京で瀧として生活を満喫😍

行ってみたかったカフェでスィーツを食べまくり、初めてのバイトを経験し、瀧の憧れるバイト先の美人な先輩・奥寺(声・長澤まさみ)とも親しくなっていく。

一方三葉になった瀧も田舎町での暮らしの中で、三葉の家の事を陰口叩く女子に盛大にぶち切れ、得意の運動では豪快なシュートを決めるなど、普段の三葉よりかなり過激に・・・

入れ替わりが不定期に続いていくうちに、元の身体に戻った時お互いが困らないように、2人は入れ替わっていた間に起こった出来事などをスマホの日記に残すというルールを作った。

性別も住む世界も全く違う2人が、多少不自由さも感じながら互いの入れ替わりを楽しみ少しずつ打ち解けていった矢先、突然入れ替わりが途絶えてしまう・・・

瀧は自分が三葉になっていた時の糸守の景色を必死で思い出しながら沢山の風景をスケッチブックに描いていく

そのスケッチだけを頼りに細かな場所も分からずに飛騨に向かうが、やっと辿り着いた糸守の町は3年前に隕石の欠片の衝突により住人500人以上が町ごと消滅した事実を知る・・・

🎈個人的感想🎈

私個人的には、声優さんというプロの方が居るのになぜ?っていうのが宮崎アニメ「もののけ姫」を見て凄く思ったの覚えています
あまりの女優さんの下手さに内容が入ってこなかったのです
私にとって映画は別世界にほんの数時間でも完全に入れる唯一の楽しみだったから、その時は怒り狂ってましたね😤

中には声だけでも凄く上手な俳優さんや女優さんが居るなぁ・・・ってここ数年やっと思えるようになり、今回は上白石萌音さんの透き通るような美しい三葉の声が素晴らしくて、神木隆之介さんも上手かった!!

というより誰が声?って思わないくらい引き込まれて、美しい糸守の町に入り込み、東京のめまぐるしいけどおしゃれな生活も堪能でき、後半は瀧の気持ちに重なって
💥どうか早くみんな避難して~💥
って心の中で叫んでました😵

空の景色、彗星の流れ、田舎の祭りの風情が素晴らしく、音楽が絶妙に合っていてこれからこの音楽を聴く度にこの映画の映像が頭に流れるんだなぁ~って✨
BUMP OF CHICKENを聴くと3丁目の夕日の映画を思い出すように☺️

秒速5センチメートルの時はすれ違ってしまったけど、最期の2人はすれ違わなくて良かった~✨
映画館で見て本当に本当に良かった作品でした!
私の記憶にしっかり残る、手放さなくていい持っていけるモノがまた増えました。

長澤まさみさんも正直期待なんてしてなかったら、何の違和感も無くとても綺麗な奥寺さんになっててコレも驚き!
そして大好きな井上和彦さんも本当にちょこっと出てらして嬉しかった(๑˃̵ᴗ˂̵)

私にとって映画は唯一の娯楽なので、これからも1ヵ月に2本は見たいなぁ・・・
本当に素敵な時間をありがとう!と作ってくださった皆様の伝えたいです✨
ちょび吉

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