イブに観る映画ちゃうやろこれ。
正直観る前はもうほら、
題材が若者のSNSを介したコミュニーケーションとか（笑）ベタすぎ（笑）浅すぎ（笑）本当の自分とは（笑）
みたいに構えてたんですけどなんちゅうもんを創ってくれたんや…
朝井リョウの体験談なんだろ？そうでなかったらなんでこんな創作物つくれんねん。あまりにあまりに近すぎる。
特に暗闇の中2人の検索履歴浮かび上がるとこからは演出も神がかってて吐きそうになりながら圧倒される。唯一無二の不快な快感。
色々語りまくれそうですが個人的に好きだったのはリカちゃんだな。実況中継の理由を慟哭と共に吐き出したとこで持っていかれたというか、ああいう人種に対する見方が変わった。たまらなく漠然と不安なんだ。
ツイッタの使い方で、「元々独り言をつぶやくコンテンツなんだから何でも書いていいだろ」とか言い出す人いるけどそれはフォロワーが0で鍵垢の場合のみ許されることで。
誰かと繋がってる以上はその繋がりへの配慮が抜けちゃ人として駄目だと思う。なのでリカちゃんの実況中継はまだ可愛くて、タクトは鍵かけてなかった時点でアウトだったんだ。考え方は死ぬほど分かる（泣）
このなに書いてもブーメランになる感、恐ろしい怪作じゃ。
