このレビューはネタバレを含みます
35年地獄からの35年地獄からの死の間際に全部思い出させる地獄はあまりにも酷すぎる。
しかも、その地獄に堕とされた明確な理由があるわけでもなさそう。
ただただ表の自分を幸せにするための仕組みだとしたらただの理不尽。監督のアイデア披露ということだろうか。
前半の繰り返しで観ていてかなり不安になったし、もう少し短くできる工夫はあっただろうに、プロデュースサイドからの尺の問題であのようなマノビした展開になったのだろうか。
とかなんとか文句ばかり言ってきたが、ループもの、ワンシチュエーションものとしてはクオリティが高いので、この監督の別作品も観たいと素直に思った。
文句ついでに。
イケメン俳優さんふたりの顔が似ているので「ん？同じひと？」と余計な混乱が生じた。
予算の都合だろうが「爆発」が見せられなくてショボさが際立つので、爆発自体をなくしてもよかったのでは。
赤い手帳の中身も「絵て！」とショボさが際立つので、中身は見せなくてもよかったのでは。
ジャケの女性だれやねん。
階段組の35年の生活の痕跡が素晴らしい。
監督のアイデアと美術チームすごい。
あれだけでこの映画観てよかったと思えた。
一本道組は、、、
こないだ『X』で老人セックス見せられたばかりなのよぉ、、、うへぇ
看板に落書きされてた「PENELOPE ◆AND」って何だろう？ ◆の文字がよくわからんかったけど。
