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KUBO/クボ 二本の弦の秘密のswansongのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
4.1
"なんじゃ、この純和風ジョージ·ハリスンは?"

なんやかやで近ごろすっかり出無精になってる私が、ひさしぶりに近所のTSUTAYAまで出向いたきっかけは、偶然耳に飛び込んできた"あの曲"でした。
(予告編で聴けます。)

純和風ビートルズ界?の横綱といえば、大瀧詠一プロデュースの"イエローサブマリン音頭"。
杵屋裕光(きねやひろみつ)一座の"つらいお勤め"(A Hard Day's Night)も楽しい演奏ですが、こちらはスタジオライヴがお薦め。← YouTubeにて"邦楽でビートルズメドレー"で検索すると視聴できます。

世界に目を向けると、各々ご当地の民族楽器を駆使した素晴らしいビートルズカヴァーが無数に存在しますが、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。

1. ロシア地区代表 BABA YAGA
"Back in the USSR"

2. 西アジア?地区代表 BUGOTAK
"Kon Togethy" (Come Together)

3. 東アジア地区代表 Luna Lee
"While my guitar gently weeps"

4. 東南アジア地区代表 Thai Beatles
"Come Together"

5. 中南米地区代表 Los Papines
"Hello Goodbye"…

これらの楽曲も検索すればすぐに見つかりますので、もしよろしければお時間のあるときに、比較的とっつきやすいM5あたりから聴いてみてください。

ほかにもThe RutlesやBeatmasによる精巧なビートルズのパロディ、Connie EvingsonによるガチのJAZZ VOCALヴァージョン、Cathy Berberianが真面目に歌い上げたオペラヴァージョン、全編ワンコやヤギやニワトリが歌ってるBeatle Barkersなど、オモシロくて聴きごたえある作品を挙げたらキリがありません。

ところで、世界で最も数多くカヴァーされているアルバムは、やっぱりビートルズのAbbey RoadかSgt.Pepper'sあたりだと思いますが、意外と充実しているのがピンク·フロイドの"狂気"。(さすがは世界で最も売れたアルバム!)
ひたすら美しいジャズ版やボサノヴァ版のほか、まさかのアカペラ版やカントリー/ブルーグラス版を発掘しては、人知れず喜びたおしている今日この頃であります。(笑)

((*≧∀≦) アルバムタイトルが"Not so bright side of the moon" て…
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