このレビューはネタバレを含みます
Elysium
死後の楽園
英雄たちの魂が眠る場所
広大な屋敷に住む酔狂な男
ヤーコブ
唯一の肉親であった母親を亡くし天涯孤独の身になってしまった。
彼は相続した巨額の財産を慈善団体に寄付し、自らはさっさと未練もない世の中に別れを告げようとするが、屋敷には召使が沢山いる為、中々うまくいかない。
そんな彼はある日、事故に見せかけて自殺を幇助するサービスを提供する謎の代理店の存在を知ることになり…
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死出の旅の”旅行代理店”エリュシオン
解約不可で依頼人は絶対殺す!
Elysiumという大層な名前がついているがこれは前述したように日本でいう極楽浄土、北欧神話でいうヴァルハラのようなものだろう。
とにかく人々が死後に行きたい所だ。
なのだが金を払う割には崖から落とされたり釣りの最中に爆死させられたり…
あんまり穏やかではない死に方を選ぶ人も。
彼等に安楽死する予算は無かったのだろうか?
主人公のヤーコブは特に希望の死に方がなかったのでいつ何時死ぬかわからない”サプライズ”プランを選択するが、自分が入る棺桶をチョイスしている間に顧客の女性アンネと出会い、状況が変わってきてしまう⚰️
心を許せる人との出会いで人生に彩りが生まれ、命が惜しくなる。
羨ましいが、実はアンネには秘密があって…
ストーリーは若干薄味だったかな〜
ブラックコメディとしては弱い。