おしお

ダンケルクのおしおのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
前情報なしの初見は良くないと思った🙃正直前半は眠くなる。
前半でなんだこれ~??となりつつ、中~後半でやっと話が掴めてくる感じ、ああ…なんかノーラン作品っぽい…ってなった。

前半はセリフなどの音情報が少なく、とにかく映像でみせてくる。置いてきぼり感がすごくてなんだこれ?英仏vs独ってことね?くらいしかわからず…(世界史勉強して10年は経ってるせいで、もはやWWⅡの記憶すら危うい)。あとはなんとなく時間軸のちがう陸海空それぞれの話があるんだなというのが、登場人物から伺える。
中盤くらいから徐々にセリフが増え始め、なんとなく人物像が掴めてくる。この子とこの子が仲間でこっちとは味方だけど仲悪そうで…、あ~ここは親子なんだ?とか。
後半で陸海空でズレてた時間軸が重なってやっと、あ~なるほどこういうことね!となるのは、あるあるなんだろうか…(ノーラン作品ってこんなだよな~感がすごかった)

作品の内容とはまたちがうんだけど、よくよくみたら兵士役(若い子)お顔のキレイなタイプ多くない??ってなった。
空軍のコリンズくんと、ドーソンさんの息子ピーターくんにグッときた。トミーとギブソンのなにがなんでも生きて帰りたいっていう気持ちもわかるというか… それぞれの生への執着が感じられるのも良かったです。
戦争映画はやるせない終わり方をするものが多いけど、今回はまだ良い方かなと思った。戦争なんてなにも良いことは生まないよ。


ノーラン作品は一通り観てはいるけど、近年の作品の難解ぐあいというか、1回じゃ理解させる気がなくて何回か観ないといけなさそうというか(そもそも題材知ってる前提なのか、前情報入れないとわからないって…)いや、ほんとノーラン😂wってなる。
非常に悔しいんだけど、わからないなりにみてなんとなくでもわかったときのスッキリ感はクセになる🙂笑

特別好きな監督ってわけではないのについみちゃうというか、わかんないけどおもしろかったー!ってなるのは、そろそろノーラン作品好きなのかも…って認めていいんだろうか……
おしお

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