ShinichiAndo

ダンケルクのShinichiAndoのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
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タイムリミットを煽る時計の針、乾いた銃声、遠くから近づく戦闘機、そして静かに力強く鼓動する心臓の音。IMAXならではの映像の迫力も凄かったけど、それ以上に音の臨場感とスリルが凄まじかった。心と身体の震えが止まらない…。

いつどこで誰が死ぬか分からない“命の軽さ”とともに、思いがけないことで人は死んでしまうという“命の重さ”が描かれているのも印象的でした。そして、意外なくらい“流血シーン”がない中で、ただひとり血を流して死ぬ人物がいたのがとても映画っぽいなあと思った。
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