ゆとり

ダンケルクのゆとりのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2017/10/02
これは映画館で見たかったので行ってきました。
空からも陸上でも敵から攻撃される。帰国の手段である船に乗るまでに命を落とす人もいれば、船上で攻撃を受ける者もいる。助けてくれるはずの船にさえ安心して乗れないなんて、、。四面楚歌って言葉が見事にはまる状況。

個人的には海水が迫ってきて、逃れられなくて、、ってところがすごくどきどきしました。ああいうシーンは思わず一緒に息止めちゃう、、。千と千尋の神隠しでも、千尋が橋渡るシーン息止めちゃいますもん、、。そして肺活量すごく少ないからすぐ苦しくなっちゃう、、。(笑)

スパイだっていう疑心、危険と分かっていても助けに行く人々。怪我していて優先的に船に乗れたものの爆撃されてなすすべない兵士たち、英雄的活躍をしたパイロットが相手に包囲・連行されてしまう最後、、、やるせなさ。どきどき要素いっぱい。
(ただわたしは我慢できず上映中にお手洗いに行ってしまった故、前半ずっと続いていたはらはら感とお別れしたのち、あまり戻ってこれませんでした。お手洗いは我慢してはらはら感が途切れないように鑑賞してください!)

なんでか分からないですけど、兵士たちはただただ徴兵された一般人なんだなって、自衛隊や軍隊と違って兵士になることを志望した人たちじゃないんだってことを、この映画見てすごく感じました。昔の時代の話でって思えなくて、わたしのお父さんやクラスメイトが同じ立場になるってことが70年前にはあったんだってことをいやに感じました。
三視点それぞれに違う時間数割り当てて同時進行で映すというやり方、このシーンさっき飛行機から見えた景色だってわかった時のおおぉ〜っていう気持ち。
最後新聞載ったのは彼の最後の言葉を受けてなのねって後から気付きました。でもその子に関わる一連、必要だったんかなとは思いました。実話なのかな?
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