バッテリーが回復したぞ

ダンケルクのバッテリーが回復したぞのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます


戦闘機、民間船、ダンケルク(浜)の3つの場面を代わる代わる映すもので、戦闘機での1時間の流れ、民間船での1日の流れ、ダンケルクでの1週間の流れを交互に流し、映画が終盤に向かうにつれてそれらの時間が1つになるという感じでした。
観る人に常に緊張感を与えようとしすぎて単調になりすぎていた気がします。
にも関わらず切羽詰まった感じの緊張感はほとんどなく、最後の最後までイントロみたいな感じでした。
また、爆撃に巻き込まれたのに血の出ない体だったり、爆撃されてないところにいきなり死体がでてきたり、船が沈みそうだからといって人を1人だけ降ろせばなんとかなると考えたり、海に潜っていたのに苦しいからといってわざわざ重油のせいで海面が燃えている部分に顔を出して焼けてしまったり、構成が甘すぎる映画でした。
一切の盛り上がりはありません。
それどころかわずかな緩急すらつけられていません。
見せようとしすぎて残念な感じになったありがちな映画でした。
終わりどころをみつけられなかったのかな?
唯一良かったのはCG無しなので、リアルに近かったことぐらいですかね。