風来のリヨナ

カリキュレーターの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

カリキュレーター(2014年製作の映画)
3.7
幸福の島(意味深)

地球から離れた星に移住したらしい人類。沼に覆われたような荒廃目な星だけど、生存可能ということで住んでる。なんやかんや発展し周囲を沼に囲まれた都市はいわゆるコンピューター様による統治が行われており、人々に自由はない。

そんな中、自由を目指すクリスは沼への流刑に賭けたのか罪を犯すことで都市の外へ。他にも数名の犯罪者たちが同じように流刑を言い渡され、300キロ先の”幸福の島”に辿り着けとの御達し。クセある連中の中でも一際変わったエルヴィンと行動を共にすることになるが、沼は化け物だらけで…みたいな。

主人公のクリスちゃんが何とも空っぽというか、チョロインなんだけど色々考えなし系なので嫌われそうだな〜という印象。世界観や化け物たちはデスストランディングにメイドインアビスが複合したような、かなり面白い出来。最後の一言が色々笑うので見てほしい。

個人的に気に入ったのは、キューブの造形と俺自身がマストになることだ…とクリスちゃんの胸のえっちさです。
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