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セーラー服色情飼育のtakのレビュー・感想・評価

セーラー服色情飼育(1982年製作の映画)
3.0
高校時代。レンタルビデオ店が登場した。1泊千円前後した頃で、今と違って気軽に借りに行けるものではなかった。友人たちとお金出し合って、SF映画とエッチなやつを借りようという話がまとまり、代表がお店を訪れた。エッチなのはお目当てのものがなかったのだが、お店の方がオススメしてくれたのが、可愛かずみの「セーラー服色情飼育」だった。僕が初めて観たにっかつロマンポルノである。

80年代から90年代。可愛かずみはグラビアの仕事を経て、歌もリリース。テレビ番組では中森明菜の真似して歌ったり、多くのドラマでも活躍した。「セーラー服色情飼育」はまだブレイクする前の出演作で、ロマンポルノに出演した唯一の作品。多くのファンに支持されている。

ストーカー犯罪めいた付きまといを経て、主人公の男がついに思いを遂げるまでのお話。御多分に洩れず、男の願望でしかない一方的な展開。ロマンポルノとしての濡れ場はヒロインの母親と主人公によるもので、ヒロインの露出が見られるのは主人公の妄想シーンとクライマックスのみ。過剰な期待をすると裏切られるかもしれないが、そのわずかな露出と下着姿が後に伝説となった。

1997年に自殺の報を聞いたのは、お仕事中だった。ショックだったな😢
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