高級家具屋を営むハロルド、ある日店の隣に巨大なIKEAが出来たことで店は倒産し、それと同じタイミングで愛する人も失ってしまう。そんなハロルドが復讐のためIKEAの創業者を誘拐するお話。
あらすじを読んで惹かれたので劇場で見るつもりだったけど、タイミングを逃してレンタルでやっと鑑賞できました
ゆったりとしてシュールなTHE・北欧映画といった感じだけど、「格安家具と高級家具の共存」というテーマから更に深い所まで考えさせられた。家具と北欧繋がりだと、キッチンストーリーと雰囲気は近いかもしれない。
売ってる家具は確かに質が悪いかもしれないが、その売り上げで沢山社会貢献をしているIKEA。"椅子ではなく座る人に価値があるんだ"というカンプラードの言葉が印象的。全てを失ったハロルドが、あのアホ息子とその後どう過ごしていくのでしょうか