アンフレンデッドに続き、SNS+霊的悪魔的な何か。
このパターンて定番化し始めてるんですかね。
までも意外と楽しめました。映像の質感、けっこう好きでした。とんでもない行動に出るクズも出てきたし。
あとは呪われる主人公がまったく悪くなくてメンヘラちゃんの逆恨みそのものなのが怖かったです。殺されていく人達も主人公とfacebookで友達登録してただけなのに。
ところで現実世界で霊や悪魔を見るという体験は、存在が不確かで脅威的な何かに実際に出会う体験というわけではなく、深層心理的で個人的な体験なのだと私は思っているので、本作の展開には違和感が強かったです。本作というか最近の一部の映画、ですが…。
本人にとってはリアルな現象であっても第三者的にみた場合、妄想や幻覚の可能性もある、というあたりが私にとって悪霊的な何かをすごくリアルに感じられるラインなのです。
なので悪霊的な何かによって自分のFacebookに勝手に投稿されるとか友達解除できなくされるとか退会すらできなくされるとかっていうのはまったく怖くないというかシラケるわけです。
だってこうなるとFacebookが悪の仲間じゃない限り悪霊的な何かと呪いが実在する以外に解釈の余地がなくて、軽く引きました。
BCZ級のホラーくらいは先進国の住人向けに作ってくれてもいいんじゃない？そうじゃないとホントに昔の映画しか観るものなくなっちゃうんだけど…( ˙-˙ )
