シミステツ

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「ひとめぼれをした」

ひとめぼれでいきなり声かける高寿強い。福寿さんかわいすぎる。初めてのデート。

「本当のこと言っていい?わたし、ずっとあなたのこと見てたんだよ。気づかなかったでしょ?」

初めてのたびに涙を見せる福寿さん。デレデレな高寿いい。

「わたし、あなたに隠してることがある。明日、全部話すから」

「あなたにとっての未来は、私にとっての過去」

5歳の時溺れかけた高寿を助けてたのも愛美。
5歳の時死にかけたのを助けてくれるのは高寿。

メモ帳通りの行動に縛られるのに戸惑う高寿。愛美は過去一緒に過ごしてきた思い出全部を知らない。高寿にとってのはじめては愛美にとっての最後。

冷めた目で考えると、高寿25のとき愛美15と付き合うことになるから、ロリコンになっちゃって長く一緒にいられないよね。付き合えて4年くらい。

「ぼくたちはすれ違ってなんかない。端と端を繋いだ輪になって、一つにつながってるんだ」

普通にナイスファンタジー。愛美目線で遡るクライマックスとてもよかった。エンディングもback numberの『ハッピーエンド』いいじゃないか…。