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卒業白書のRのネタバレレビュー・内容・結末

卒業白書(1983年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

自宅で鑑賞。

映画全体の雰囲気とサタシネとの相性が良すぎてもう…親和性が高すぎる。

まさに深夜に観るべき映画。

若かりしトム・ハンクスが親が居ぬ間に好き勝手やらかす話なんだけど、トム・ハンクス演じるジョエルが残念過ぎる。

パンイチで音楽ガンガンにかけて踊ったり、オカマのコールガールにビビったりと思春期って痛いなーと痛感するような描写がたっぷり笑。

それでなくてもジョエルの周りが揃いも揃ってクズばかりだから不憫。

悪友は好き勝手やらかすし、ヒロインの子は家財道具盗むわ、車沈ませるわ(しかも可愛いじゃねえか!)…災難続き…。

それでも、そんなかけがえのない時間の中でジョエルは様々なことを経験して大人になっていく。

若さだなー、これぞ青春。

終盤で見せるサングラスをかけたジョエルのやったった感は清々しさをも覚える。

羨ましい…。

今のトムとは想像もつかないような甘酸っぱい作品だけど、青春の甘酸っぱさや苦さを思い出せる味わい深い作品。

音楽もTHE80年代という感じでいい。
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