監督・脚本 ジョン・カーニー
親も生徒も先生も敵ばっか、兄だけは理解者でめちゃいい奴。
メガネの奴、初出しでバンド仲間になるんだ。伏線なしの登場って意外。他にもそんな仲間がちらほら。
こんなに悪い先生なんていないだろうって思った。ましてやキリスト教系の神父か牧師だろうに。
歌は良かった。歌がメインに押し出されてて、多少のストーリー破綻も動機不明も気にしないって感じの映画だった。雰囲気映画。脚本の雑さを感じたが、まあ若者の青春ってノリだよねって意味であえてそう作ったのか。
それでもロンドンに行きたいっていう気持ちはわかるのだけれど、2人の恋愛に感情移入できなかった。女の方が嫌いだったのかな。
アイルランドの人はなぜ英国に、ロンドンに憧れるのだろうか。田舎の人が東京に憧れるのよりは国を越えるし強い思いがあるのかなと考えてしまう。思えばまだトレインスポッティングでもそんなこと言ってたなあ。
2021.19
