prisky

シング・ストリート 未来へのうたのpriskyのレビュー・感想・評価

4.0
「ロックをやるなら笑われる覚悟しろ」「なんでもハンパはだめ」。ダラダラと20年もバンドをやってるわたしにとって、ハッとするような言葉がいくつもあった。とにかく、ピュアにバンドをやろうとするボーイズがまぶしくて、終始笑顔で見ていた。その「バンドやりたい」という想いの純度がめちゃくちゃ高くて、その輝きに照らされるように、自分の濁りきって感度ニブニブの心の澱を見つめざるを得なかった。彼らの言葉と姿と音と行動で、心が動きまくったことで、ちょっとは浄化されたかな、、、。

兄貴に渡されるレコードの影響をバッチリ受けちゃうところが、またピュアでかわいかった。キュアーに影響受けたときのヘアスタイルとファッションが、いちばん似合ってたなぁ、、、。ラフィーナの、カセットプレーヤー片手にヘッドフォンで歩きながら音楽聴いてる姿もかわいかった。
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