ゆき

シング・ストリート 未来へのうたのゆきのレビュー・感想・評価

3.9
クリアに響く

「自分のバンドのPVに出演しないか」という嘘のオファーで一目惚れした少女に初めて話しかけてしまった少年が、嘘を本当にするために慌てて結成したバンドの成長を描く。

いろんな人からの評判を聞きすぎていたのか、再鑑賞のつもりでアマプラさんを覗いたら・・・初見でした。笑
同監督の歌を活かした作品はさわやかな大人の恋を描いているイメージだったけれど、今作はなんとも甘酸っぱい。半自伝的作品だけあって誰もがどこか共感するポイントがある気がする。
一直線に貫く彼らの透明感と校長の悪者っぷりがなんともいいバランス。
妄想と現実のほろ苦さもありつつ、曲がすべて素敵!
ゆき

ゆき