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エクスポーズ 暗闇の迷宮のmのレビュー・感想・評価

エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)
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相棒を殺した犯人を捜す刑事キアヌのパートと並行して進んでいく、宙に浮く男を目撃したヒロインのパートのシュールさが不可解で、なかなか作り手の意図が見えず一体これはどこに向かっているんだろうと漠然とした不安を抱えながら観ていると、終盤のある所で一気にそのシュールさの意図が明らかになって膝を打った。
とは言えこのテーマを描くのに、刑事物の体裁や戦争の要素等の言わば目くらましの要素を多数盛り込んだ事が上手く作用したかと言われるとそれは甚だ疑問だが・・。あまりにも余計な装飾が多過ぎた。


ヒロインを演じるアナ・デ・アルマス(可憐、美しい!)が終盤のあるシーンで見せる壮絶な演技に心引き裂かれた。彼女がヒロイン役を務める「ブレードランナー 2049」にさらに期待が高まる。
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