外は雨

ヨーロッパ横断特急の外は雨のレビュー・感想・評価

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)
3.8
ジャン=ルイ・トランティニャン。アラン・ロブ=グリエ自身が列車の中、映画の脚本を練る男、トランティニャンはその物語の登場人物として同時進行で描かれる。物語は行ったり戻ったり支離滅裂になって訂正されたりと交錯しながら進む。

ここでもジャン=ルイ・トランティニャンの演じる男のシュールレアリスティックなサディズムの性的志向が見える。ゴダールのように唐突なちょっとユーモラスな、かわいいラスト。
外は雨

外は雨