りのあ

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつのりのあのレビュー・感想・評価

3.4
すごくごちゃごちゃした人間関係になっていくのに、なんだか最後は収まるところに収まった!みたいな作品。

ニューヨークの大学で働くマギー(グレタ・ガーウィグ)は、妻子持ちの文化人類学者ジョン(イーサン・ホーク)と恋に落ちる。仕事ひとすじで家庭を顧みない妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)に愛想を尽かしたジョンは離婚を決意し、マギーと再婚。数年後、ジョンとマギーは子どもにも恵まれ幸せな毎日を送っているかに見えたが、小説家になるため仕事を辞めたジョンとの生活にマギーは不安を感じていた。そんな中、多忙なジョーゼットの子どもたちの世話をするうちに、ジョーゼットとも親しくなったマギーは、ジョンはジョーゼットと一緒にいた方が幸せになれると気づき、夫を前妻に返すという突拍子もない計画を思いつく。


主人公のマギーは、そもそも誰と恋愛しても半年ももたないと言ってて、
だから結婚はしないで、数学が得意な大学の同級生ガイから精子をもらって子供だけは産みたいと思っていたのに、勢いでジョンと結婚して案の定元妻に返そうと思うあたりもうダメダメ。
でもなんかマギーは憎めないというか、悪気があるわけじゃないので
元妻からも好かれるし、もちろんジョンからも、ガイからも。
奇妙な三角関係(四角関係?)だけど、部外者から見てたら面白い。実際に自分が巻き込まれたり、友人がこんなんじゃいやだけどね。

ジョンのイーサンホークがさ、ダメダメな夫だけどかっこよくてですね!
できる女こそほっておけない!と思っちゃうんだろうなって。

ジョーゼットのジュリアンムーアは、コロンビア大学の教授で、かっこよくて仕事もできて、でも家のことはできないみたいな。いつもモフモフした服を着ていて、かわいいなーと思いながら見ていました。

ガイ役のトラビスフィメルは初めて拝見しましたが、ワイルドでカッコよかった。
クリヘムっぽい雰囲気もあって。
結構重要な役でしたしね(笑)
りのあ

りのあ