このレビューはネタバレを含みます
奴隷の子として生まれながらフランス史上初の黒人芸人となったショコラと、彼を支えた相方の白人芸人フティット。
伝説の芸人コンビ「フティット&ショコラ」の半生を描いた実話の物語。
「最強のふたり」のオマール・シーも相変わらず良いが、相方を演じたジェームズ・ティエレ(シエリー)の演技が抜群に良かった。
調べたらあのチャップリンの孫だというのだから驚き。
色々と納得しちゃいましたね。
人種差別的な内容も色濃く、楽しい反面、目を背けたくなる描写もある。
しかしショコラが散々苦労してきたことも理解したいのだけど、如何せん日頃の行いの悪さが伴い、気持ちが入りにくかったかな。
ストーリーはどうしてもショコラに傾きがちでしたけど、もっとフティットのエピソードも見たかった。
むしろ、ふたりはずっと一緒でいてほしかったと心から思いました😢