このレビューはネタバレを含みます
池袋シネマロサのレイトで鑑賞。
冒頭、腐敗ガスの推進力で海を突き進む絵で笑えるかどうかで評価が変わってくるんじゃないかと。もしかしてメニーとの冒険は全て、首を吊って死にゆくハンクが見た一瞬の幻想なのかな…?とか色々鬱エンドを想像していたのですが、喋るどころか最後はウォーキングデッドよろしく自力で動き熊を撃退する姿まで描いていたのは予備知識無しで身としては想定外で大変ビックリした笑 死体に助けられて文明圏まで辿り着けたのはハンクの妄想なのかどうか、ハンクの異常行動に周囲の人間がドン引くなかで、高笑いするかのような腐敗ガスオナラの推進力で大海原の彼方に最高の笑顔で消えていくメニーの感動的(笑)な姿で唐突に迎えるエンディングを見て「あ、これは単館ロードショーになるよなぁ」と納得。とても不思議で、この先ずっと余韻が残りそうな映画でしたね。