あまり相性の合う監督ではない印象だったけど、観てみると意外にいけるもんですね。
隙間にすーっとどこか暖かい感情が入り込み、観ていて飽きない主人公の日常。
夢で出てきた人とバッタリ会ったり連絡きたり、そんなことってあるよねって上映前に友達と話してた。その象徴かのように彼の一週間の出来事には"双子"がふっと現れる。
そんなことを自分の中でリンクしながら鑑賞してた。
アダムドライバーが演じる役のパターソンからは人間味が自然に溢れてて、会話や彼の笑った姿ををみていると笑みがこぼれてた。
劇中でてくる詩についても、普段は一切読んだこともないし知識もないけど、どこか自分の琴線に触れるものがあり少しだけ新しい自分になれた気がした。ほんの少しだけ。