ねぎおSTOPWAR

花、香る歌のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

花、香る歌(2016年製作の映画)
3.8
これまた実話がベースでした!

朝鮮王朝末期。
女人禁制であった伝統音楽パンソリ。
かつて師匠(リュ・スンリョン)の歌に感動した少女はパンソリ歌手を目指し弟子入りを懇願する。しかし女性であることを理由に幾度も断られてしまいます。
その女性を演じたのは元missAのスジ。歌もアフレコを使わずに頑張ったそうです。

師匠は彼女の歌に心打たれ、命を賭けて景福宮の落成式で歌うオーディションに・・
その時の大院君テウォングン役はキム・ナムギル。

パンソリって、イム・グォンテク監督の映画「風の丘を越えて 西便制」にも描かれますね。この映画は1993年の製作で舞台設定としては<韓国:大韓民国>になってからの話です。パンソリ旅芸人の一家の話で歌い手は女の子。もう女子が普通に歌う世の中だったんですね。なんとも不幸な末路ですが・・。

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この「花、香る歌」はキャストが良いですねー。
スジさんはよくわかりませんが、師匠がリュ・スンリョンでしょ、その仲間たちが、ソン・セビョク、イ・ドンフィ、アン・ジェホンですよ。後ろふたりは主役もやっている方々。ソン・セビョクは推しの役者です。
そしてキム・ナムギルがリュ・スンリョンと呼応するんですよねー。いいわあ。
スジさんはよくわかりませんが笑



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