れもん

ドラえもん のび太の太陽王伝説のれもんのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

2000年公開の『ドラえもん』の映画シリーズ21作目。
2000年代最初の作品でもあり、20世紀最後の作品でもある。

冒頭に登場するカラフルなミニドラたちが可愛い。
やたらと演技派なスネ夫も可愛い。

オープニング曲は何故かウィーン少年合唱団が歌う。
今作の舞台となるマヤナ国は明らかにマヤ文明をモチーフにした国なのに、マヤ文明が栄えた中米ではなく中欧の少年合唱団がオープニング曲を歌うなんてコンセプトがぶれているような気もするけど、まあ吉川ひなのが歌うよりは良いのかな?笑

今作のメインとなるゲストキャラクター・ティオは、マヤナ国の王子でのび太とそっくりな容姿という設定。
ティオの眼球のサイズがのび太の眼鏡のサイズと同じって、どれだけデカい眼球なんだ。

ティオを好きになれるかどうかがこの作品を好きになれるかどうかの鍵になりそうだけど、終盤のティオはともかく序盤のティオがあまりにも傍若無人すぎて、私はそんなに好きになれなかった。
しずかを泣かせたりククを泣かせたりと、カカオとモカに陰口を叩かれるのも納得の振る舞いだった。

イシュマルは良いキャラクターだったし、ジャイアンとの師弟関係も微笑ましかった。
それなのに、ドラえもんたちがイシュマルを見捨てた直後にキャンプとおしっこでテンアゲしてて辛かった。笑

ちなみに「ドラえもん誕生30周年記念作品」らしい。

【2022.08.08.鑑賞】
【2022.08.09.レビュー投稿】
【2022.09.01.スコア訂正3.0→2.5】
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