この映画のメイキングをテレビで見て、ずっと観たいと思っていたのにタイミングを逃し続けていたのだが、やっと観ることができた。
今作は、俳優が演じた実写を元に、125人の画家が、ゴッホの作風に似せた油絵を描き、それをアニメーション化した作品。画家達が描いた絵は、6万5240枚に上ったそうだ。日本人の画家も1人参加している。
絵が見事なだけでなく、ストーリーも、なかなか面白くて、ゴッホが、亡くなる前に、弟に宛てた手紙を元に、彼の死の真相を追求したミステリー仕立て。
とにかく、このような映画を観たのは初めてなので、不思議な気分に浸ることができた。今作のような、芸術的な作品に出会うことができ、映画館で鑑賞できて良かったと思う。
普段は、吹き替えは嫌いなので観ない主義なのだが、今作は、吹き替えで上映している映画館の方が多いので、吹き替えで観た。山田孝之、イッセー尾形が、上手かったと思う。
