母の日をテーマに、それぞれ複雑な事情を抱える人々を描いたオムニバス形式のコメディドラマ。
ラブコメの名匠ゲイリー・マーシャルの遺作。
彼らしく安心して見れる作品に仕上がっています。主に4つのエピソードに分かれて進む物語ですが、色んな立場での母親の姿が描かれていて、それが母の日に向かって集約されていきます。
豪華キャスト勢揃いなので、どのシーンを見ても知ってる顔がある安心感。特にジェニファー・アニストンとジェイソン・サダイキスの掛け合いは、「なんちゃって家族」の時と同じようでアドリブ入れてるんだろうなと思うほど息ピッタリでしたね。
母の日が軸になってるとは言え、母も父も子供も関係なく、誰もが家族として在るべき形を映し出しているので、何やかんやで最後は家族愛に落ち着きます。
特別変わった作風でもないし、王道なのが苦手な人ならちょっと退屈に感じるかもしれません。だけどそんな映画を見たいと思うならば、うってつけの作品。2月に鑑賞していましたが、投稿するタイミング逃してて、ちょうどこの日に投稿してみました。笑
