構成が良くなかったと思います…。
今回、3人の敵が3回に分けて登場するのですが、敵がやっていることも変態仮面の戦い方自体も、全部、同んなじ様なことを、ただ敵の数だけ繰り返しているんだよね〜…。
面白おかしい事が展開されているにもかかわらず、正直、すごく退屈で長く感じて、後半は観ているのが苦痛でした。。。
実際には、段々と敵が強くなって行ったり、犯罪の規模も拡大して行くし、変態仮面が一度負けて、その敵に勝つために修行をしたり、敵に勝つことのロジックなど、ちゃんと工夫もしているんです!
だけど…俺には、同んなじことを繰り返しているだけに感じられたんです…。
決して、いい加減な気持ちで作っていないことはよく解るし、製作陣にもキャストの演技にも、作品に込めた熱意を感じた。
細部に渡る、サム・ライミ版"スパイダーマン2"へのオマージュも、とても微笑ましく観られました。
それだけに、あと少しの工夫が足りなかった事が、本当に残念です。
2時間の長編である事が、グダグダ感じる上に、マンネリ感が出ている原因かと思います。
もっと自由な発想でさ、例えば、1本の映画の中でもハッキリと区切って3話構成にしても良かったし、ヘイトフル・エイトの様に複数の章立てにして、メリハリをつけるだけでも、かなり印象が違ったんじゃないかな。
えらそうなことを、上から言ってすいませんが、本当もったいないなぁ〜って思ったもので、ファンの人にはすいませんです!