ベン・アフレック演じる孤高の殺し屋とキレのいいアクションはとても良かったが、薄っぺらい人間模様と主人公の行動理由、冗長な回想シーンが全てを台無しにしている…140分は長すぎる。
この手の娯楽アクション映画であのクライマックスは酷く、終盤の兄弟の会話はツッコミどころ満載だし、それまでの善良な人間の殺人を完全に肯定してしまっている。
それに殆どの視聴者は主人公と宿敵とのラストバトルを望んだはずだ…
ラストシーンも一体何が言いたいのか…
自閉症の人は主人公のように社会の枠から外れたところでしか生きていけないと…そう言っているようにしか聞こえない…
これには非常に嫌悪感を感じた。
散々書いたが、アクションはなかなか見応えがあるので、時間を無駄にするほどでは無い。
