ゆうゆ

白い朝のゆうゆのレビュー・感想・評価

白い朝(1965年製作の映画)
3.4

まだ真っ白なもちもちの生地が原型を
とどめないまま捏ね回され 発酵し形作られ
やがてこんがりと深い味わいと硬さを成し
ていく、まるであの時の私たちのように。

「他人の顔」でケロイドを負った幸薄な姿
が印象的だった入江美樹が 周りから浮く
ほどの美貌を放っていて 今回はいい意味で
悪目立ち。よく見ると小澤征悦によく似てる

行き当たりばったり、あまり知らない誰か
と大勢で夜通しわちゃわちゃした 醒めて
ほしくない夢のとき。やんわりと思いだす、
苦くて甘くて気怠いひととき


2022-316
ゆうゆ

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