「トゥームレイダー ファースト・ミッション」観了。
確かにアリシア・ヴィキャンデルは綺麗なのだが、アンジー版に比べると、スケール・力強さ・ブツ飛び度・アクション・胸…全てにおいて小ぶり。
じゃあそれがダメなのかというと、どうやら本作はアンジー版の前日譚みたいなので、時折見せる自信なげな表情とか、ファザコンぶりとか、メンタルがちょい弱そうなところとか、アンジーみたいな超男勝りじゃ無いところとか、小ぶりなヴィキャンデルならではの“完成されてない未熟なララ”になっていて、それはそれで悪くない。そういう意味では、ヴィキャンデルの演技が光っていた。
ただ、パパをはじめ彼女を取り巻く男達のあり方や、卑弥呼や邪馬台の謎(!)が、いかにも取って付けたようだった。ララがくぐり抜ける様々な罠や仕掛けも、アイディアと新鮮味に欠けていて地味だった。