アリエルの容姿が、それまでのディズニーの「リトル・マーメイド」のイメージと違うことへの違和感は最初ありましたが、映画を観に行くときには全てを受け入れてディズニーの世界を楽しみ行きました。
「リトル・マーメイド」は本当に名作です。
特に音楽が素晴らしく、どの曲も名曲ばかりで一緒に口ずさんでしまうほど心躍ります。
映像も美しく、アリエル役のハリー・ベイリーも可愛かった。
ですが、人種による多様性を受けいれるがために、アリエルの7人の姉妹が7つの海を意識して全員違う人種であったり、実の親ではないという設定ではあったけれどエリック王子の母親が黒人であったり、人間になったアリエルを見送る人魚の仲間たちがあらゆる人種の人魚であったりと、私には無理に入れ込んいたように感じてしまいました。
世界中に愛されるディズニーだからこそこの様な必要があったのかと思いますが、アンデルセン原作の思い描く世界観を守ることよりも多様性が大事になっているということを実感した映画でした。
そして、親子であっても肌の色の違いがありえるということに対して、私自身に固定観念がまだまだあるなと実感しました。
私は今回吹き替え版を観たのですが(私の幼馴染が声優でキャストとなっているので)、木村昴さんの吹き替えと歌が素晴らしかったです。
もちろん私の友人の吹き替えも最高でした!