このレビューはネタバレを含みます
面白かった!
これはまさに、台湾版の「ラストレター」。
むしろ、ラストレターはこれを元に作ってるのではないか?と思ってしまうほど。
凄く瑞々しくて、透明感のある作品で、風景描写が凄く綺麗で、光の使い方とか、緑や水が綺麗だった。
「ラストレター」は、見てる側に登場人物の思ってる事とか、心の動きを想像させる演出だけど、「若葉のころ」は、はっきりとそこら辺を描いてくるなって感じた。
ただ、若干展開が早いなってシーンもあった。お母さんが送信できていなかったメールをバイが代わりにリンに送る展開も、何故かメールを見つけるシーンは無く、いつの間にかメールをし始めてた笑。個人的にここが目玉だと思ってたから、あっさりしててびっくりした笑
後、バイが、ウエンがイエに迫ってるところを見てしまい、裏切られたら様に感じてて、もちろん悲しいのは分かるけど、別にバイはっきりイエの事を好きとは言ってなかったし、あそこまでウエンに当たるのはちょっとウエンが可愛そうだなって思ってしまった。
幼い時のリンも、先生同士の情事を見てしまって、ショックなのは分かるけど、何故刺す?笑
考察を見たら何となく理解はできたけど、刺す程では無い気がする笑。
ラスト、お母さんの目がピクってしたけど、どうかあれは眼を覚ますサインであって欲しい。