さよなら、ぼくのモンスターの無花果のネタバレレビュー・内容・結末

コントラストが低くて電子音楽が脳内で鳴り響いてるこのタイプの映画があまり好きじゃない。全体的にトラウマのような。この薄暗さがわたしにもある時期がある。苦しくて好きじゃないけど、最後まで観てしまうから、ものすごく嫌いなわけでもないのだと思う。

あの悪魔のような、ニールスシュネデール青年にはよく似た兄弟があと3人いる。恐ろしいのが、みんな姿形似た金髪碧眼の青年でまどろんだ目をしている。正確には5人兄弟だった、長男は事故で亡くなったらしい。この血の美しさへの鎖ったら崇高すぎて呪いかと思うほど恐ろしい。
この血縁情報を知り、3男坊アリオシャくんが見たくてこちらを観賞した...なのにキャストにすら名前が上がってないとは。兄弟全体、少し離れた目と目、神話の天使か見紛うほどの完璧なカーリーヘア　アリオシャ改めワイルダーは筋肉質な肩に若者らしいタトゥーがあって簡単にいれたんだろうなと思った、彼の彼ら兄弟のなんていうか軽さが。車での歯を見せた笑顔が高尚すぎて 兄弟そろって誰のものにもならないフラフラした美しさをもてあます人間なんだな...シュナイダー兄弟にもっと振り回されたい。