かりん1

王の運命 歴史を変えた八日間のかりん1のレビュー・感想・評価

3.9
感想👇
・英祖(21代王)=ソン•ガンホ
・思悼世子=ユ•アイン
・思悼世子の息子正祖
 (22代王イ•サン)
:大人のイ•サン=ソ•ジソフ


⚫︎冒頭のシーンで韓国の伝統音楽『パンソリ』が奏でられながら刀を持った思悼世子が 父親英祖を殺そうとしている場面から始まる⚔️

《この映画はその罪で 思悼世子が米びつに入れられて亡くなるまでの8日間の話を元にしている映画です》


《思悼世子米びつ閉じ込めの背景》

①説
英祖は一人息子である思悼世子に期待をして、とても厳しく接する。
思悼世子が文よりも武や芸術を好むなど期待にそぐわないと激怒し失望する。
思悼世子はそんな父親を恐れ、萎縮し、精神的に安定しない日々が続いていた
そんな思悼世子が『英祖』に刃を向けてしまった→◎米びつに閉じ込められる

②説
思悼世子は『民を愛する心も深く、聖君の資質を十分に兼ね備えていた』と記録されている。
・そんな思悼世子の失脚を願う 政敵老論派の高官たちが、英祖に思悼世子の悪評だけを常に聞かせて信用できなくさせたという説もあり→◎米びつ閉じ込めをせざるをえなくなってしまった

⚫︎英祖の性格が私が思っていた英祖像とかなり違いがあって戸惑ってしまった

思悼世子に対していじめともとれる場面が非常に多く本当にこの様な事があったのか信じがたくて偏った表現のようにも見えた
※私だけの感想です

🥀終盤 英祖の声が声帯が潰れてしまった様な 『しゃがれてかすれて』きた。
あのような声の出し方で演じている『ソン•ガンホ』という俳優は想像を遥かに超えた俳優さんだった

また、ユ•アインの狂気を帯びた熱演も目を見張るもので、彼の才能が並外れたものである事を『再確認』💦

最後に出てきたイ•サン役の『ソ•ジソフ』
真っ白な衣を纏い、父:『思悼世子』が息子ができたことを喜び、 世子が描いた扇を手に舞ったその舞は威厳もあり、さらに悲しげで涙を誘う🪽🪭
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✨韓国の伝統音楽『パンソリ』とは1人の歌い手とプク(太鼓)の奏者によって奏でられる物語性のある歌と打楽器の演奏で、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。
🪭PoMooNさん、
いい作品のご紹介ありがとうございました。
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