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未来よ こんにちはのfumikaのレビュー・感想・評価

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)
3.3
主人公のナタリーはパリの高校で哲学を教えているという設定、まずここに心擽られました。

沢山の本や花に囲まれたおうち、同志のような夫、少し難ありだが娘を自慢だと思ってくれている母、愛するこどもたちや自慢の教え子、そこにあるのは充実した生活。でもそれは決して永遠のものじゃないということ、世界に不変はない。哲学になぞらえて描かれているから多少難解なところもあるけど、従来のフランス映画より幾分分かりやすい流れだったように思います。ナタリーの着る服がいちいち素敵でした。
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