2015年、年末。新宿から山梨県山中湖まで走り切れば憧れのAV女優と絡むことができる素人男性と密着するおじさんスタッフたちの2日間100キロのドキュメンタリー———AV女優・上原亜衣の引退作品の1本として製作されたが劇場公開。
100キロマラソンとか毎年真夏になれば誰かが24時間かけて走ってたり、タイムトライアルだと17時間ぐらいで走り切っちゃうからついつい楽な道のりだと錯覚しがちだけど、それもこれも何十人ものスタッフが万全の態勢でサポートしてるおかげだってわかる作品!😆
こっちはたった3人の疲労困憊おじさんスタッフだけで、下見もしてないから予期せぬトラブルが続出!
特に1日目の神隠し事件はスタッフの眼球洗って取り替えてほしい大失態😂
この計画性の無さが楽しくて、スタッフとランナーの距離感も絶妙。
ビジネスライクな距離感も徐々に近付いてはくるけど、わざとらしく「がんばれ!がんばれ!」と応援はしないのがリアルすぎ。常に失敗する未来を想定して諦めムード漂ってるのが夢も希望もない大人って感じで最高😂
それを切り裂くのがAV女優との素敵な未来しか考えてない若者なのが青春すぎ!
疲労で走れなくなっても、この先のキスのこと考えて歯磨きしたくなってるのが最高😂しかも電動歯ブラシというのが並々ならぬ気合いを感じるw
同じように上原亜衣さんも、この先の未来に悔いが残らないよう精一杯いまできることを全うするため段取りの悪いスタッフと激しくぶつかるのもすごい青春的!
途中途中の別AV撮影現場も好き嫌い分かれるだろうけど狂気的な青春かも😂
それぞれ方向は違っても未来しか考えてない人ばかりなのが、タイトル通りの青春作品だったと思う。