「インビジブル」のリメイクかオマージュかと思って期待していましたが、登場人物も設定も違う全く別物でした。勝手に勘違いしていたのですが、そこはちょっぴり残念。
束縛鬼畜野郎の元彼からなんとか逃げてきた主人公だったが、数日後彼が死んだとの連絡が…。びっくりしたのは透明人間になる方法。実験や薬でなく光化学迷彩という点に現実味というか、進歩を感じました。でもあれ着るのに手間取りそうだしレンズ部分の強度が心配w
前半は透明人間が近くにいるかもしれないという怖さや不気味さが感じられ、後半は胸糞ありアクションありどんでん返しありで個人的に好きな展開のはずなんだけど…アレ？なんかあんまり盛り上がってないぞどうしたんだ自分。おそらく透明人間の単純な恐さと同時に、主人公の精神的な面に不安を抱きながら観ていたせいか、ラストはこれでよかったのかなー？という疑問を拭えないまま悶々としていたのでイマイチに感じてしまったのかも。白い息だったり透明状態の表現方法はすごいなと思いましたが、敵の小物感や味方警察官達の役に立たなさが目について人物に魅力が感じられなかったので、私はあまり好みではありませんでした。
