薬中どもの青春ムービーが20年ぶりに帰ってくる。もう青春という歳でもないですが…。
前作の終わり方で20年ぶりに出会った四人がどの様に行動するのか、見る前からワクワクが止まりませんでした！
少しは丸くなってるのかなぁとか、薬はやめられたのだろうかとか…。
結局、なんも変わっていませんでしたけどね 笑。
前作で社会への不満や人生での葛藤なんかを描いていたけれど、今作でもそれは健在。情報社会となり少しは昔より国も裕福になっているけれど、そこに暮らす人々の生活は変わっているように見えて、余り変わっていないのかも。
彼ら四人が目指す方向は歪んでいて、皆違う方向を向いているけれど皆前に進もうとして生きていると感じました。たとえどんなことをしていようが。しかし皆過去に囚われもがいていて進めないでいたんですね。
そしてまたチャンスがやって来る…。
バグビーが全くぶれていなくて良かったです。彼が子の事を思いやったシーンは不覚にも感動してしまった。まあそのあとの大暴れで全部台無しだけど 笑。
人生は選択に満ちているけれど生きるためにとれる選択は限られてくるのかも。決して恵まれた環境下ではなかった彼らが生きていくには、まともな選択肢なんてなかったのか…。
最後の長く伸びる通路はそれでも続いていく人生を表しているようでした。
これからも彼らは変わることの無く生きていくんだろうなぁ、、
ベロニカが可愛かったです。
