トレインスポッティングを公開当時に同年代で観てからの、20年後に観た自分にとっては特別な作品だった。
よく、パート2から観ても楽しめます的な作品もあるけど、これは違う奴です。しっかり1を観てから観ましょう。
男友達ってまさにこんな感じ。友達でもあり、家族でもあり、ライバルでもあり、一緒に歩んで行きたくもあり、出し抜きたくもあり。チャンスがあり、裏切りがある。
久しぶりに再会したレントンにシック・ボーイ改めサイモンがビリアードのキューで殴りかかる。でもその後、レントンとサイモンが一つのソファに隣り合わせて座ってる感じが、そうそうって思う。
スパッドの様にパシリの様な優しい奴、ベグビーの様な暴力的で自分を抑えられない奴もなんだかんだといっても友達なんだよね。4人それぞれの距離感も上手いなぁって思う。
この作品に共感する人は少ないのでは?パルプフィクションは大手を振って好きって言えるけど、トレインスポッティングは密かに好きなんだよ〜って感じです。