ともぶー

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのともぶーのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃、ビデオで観た大好きな作品。初日、劇場で観られるだけで泣いてしまいそうでした。

でもワクワクは前半だけで、後半はくたびれた老人感押し出し。蛇、鞭で威嚇したら全員銃持ってる…など定番のユーモアは楽しかったけど、少なく感じた。
インディって偏屈だけどジョークも多くて、女好きで意外と情に厚いイメージなのに、偏屈な老人の主張が強かった。

インディの友人がむざむざと殺されるのが嫌だったし、それに無関心で笑ってるヒロイン、そのヒロインを助けるってのがよく分からなかった。
ヒロインと少年の関係性も浅く見えたし、人との関係性が全体的に薄くて感情移入しにくい。ヒロインも何か真の目的があるのかと思いきや、ただの金儲けなのか…?
飛行機でインディを助けに行く所、現代に戻るよう説得する演技は素晴らしかった。

バトルもあるし人も死ぬけど、新規臭くないのがインディ作品の良さだと思う。でも今作は暗かった。大柄男を水中に縛り付けるのが残酷。飛行機墜落の死体の描写がリアル過ぎ、映画なんだからマッツの顔は綺麗に残すべき。
ジュラシックワールド炎の王国観た後みたいな物悲しさがあった。欲に目が眩んだ人間が死ぬのは良いけど、そうでない人が殺されるのは見てて気分が悪い。無抵抗の一般人殺し過ぎ。多分辛気臭いのはそのせい。

1960〜70年台のアメリカってやっぱり楽しい。何回も見返すのは過去作になると思う。クリスタルスカルの方が明るくて楽しいし、家族愛も感じた。
インディ息子、俳優の顔が好きじゃなかったけど、まさか作品から消されるなんて…養父も軍人で戦争で亡くなってるからありえなくもないけど、考古学好きだったのに戦争行くか…?
協議別居のマリオンが何で戻ってきたか、黒人女性は何だったのか、色々謎。

楽しかったら3回くらい劇場で観ちゃうかも!と期待して行ったけど、後味が悪め。

マッツの顔の良さで何とか☆3
物理数学の学者で戦闘力なし、考古学に詳しくないのでおドジする。もっと冷徹なキャラかと思いきや、純粋な少年だった。
ハンニバルのイメージ強いから、けっこうおドジなのにびっくり。顔がとにかく良い。
ともぶー

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