このレビューはネタバレを含みます
15年あいた続編ということで、期待を持って鑑賞しました。
序盤のシーンは前作までと自体背景が同じで、インディが若いのにびっくり。本人が演じているとのことで、アクション、見た目ともに若き日のハリソン・フォードを彷彿させる出来で、この時代のまま行ってしまうのかと思っていたのですが、その後は時間を経て、おじいちゃんのハリソン・フォードの演技となっていました。
安易に次の正解にたどり着いてしまうところは、今までと同様。懐かしくも有り、シリーズのファンとしては許してしまう展開。
今回は、今までとはある意味スケールの違う展開も、なかなか唸らせてくれます。
困難の連続、奇想天外な展開が続き、2時間半の長さはあまり感じません。
おそらくシリーズ最終章と言われている本作のストーリーも良い完結となったのではないでしょうか。
映画単体の良さというより、シリーズを通した面白さであり、このエンディングに持っていったところは秀逸だと思います。
しかし、ものすごく面白い映画だったかというと、そうでもないというのが正直なところでしょう。
これは、自分が変わってしまったのか、はたまた時代が流れたのか、何が原因なのかはわかりませんが、今までの声を上げるほどの興奮と爆笑があった作品ではありませんでした。
シリーズのファンであれば十分に楽しめる映画だと思いますし、できれば復習をしておいたほうが良いと思います。
この映画を最初に見てシリーズのファンになれるのかというと、どうなんでしょうね。正直自信がありません。
残念とまでは思いませんが、もっと興奮させてもらいたかったというところですね。
