正直、インディシリーズにそこまで特別な感情は持っておらず、この『運命のダイヤル』を見るために無理やり初代から一気に見直したのです。
それなのに、あの最後のシーンにはいたく感動した。
自分みたいなこんな“にわか”でここまで心にくるんだから、当時から見ていた人にとってはどれほどの感慨深さなのだろうと想像して、またそれが涙腺にきました。
是非とも、是非とも一作目のレイダースは見てから今作を見てほしい。。
一つの歴史的瞬間を目の当たりにしたような気持ちです。
それはハリソン・フォードという1人の俳優の人生の歴史の瞬間。
全編を通すと、これまでのインディシリーズの良さを全て活かした真っ当な続編という印象でした。
ただ、前作クリスタルスカルのようなとんでもない設定が受け入れられるかどうか、それは今作にも当てはまるところであって、、
その部分が多少の賛否の分かれ目になっているのかと思います。
自分はもともと非現実なものとして今シリーズを、半ば諦観して見ているのでその辺りは気になりませんでした。
アクションシーンも乗り物アクションがふんだんに盛り込まれており、齢80のハリソンフォードを可能な限り輝かす為の最大限の工夫が(というと言い方が悪いですが、)されていたと思います。
トゥクトゥクのカーチェイスなんかはシリーズでも屈指の見応えかと。
終盤の発想も面白かったなぁ。
インディは、考古学者として人生をかけて歴史を研究してきた。
そのことを思うと、くどいようですが、終盤の展開に涙腺が緩んでしまうんです。
賛否あるかと思いますが、私は「賛」です。
ハリソン・フォードさん、制作者の皆さん、ほんとにお疲れ様でした👏👏
